料理人の方々は、大将や友人・知人からの紹介などで、転職活動をせずに職場が変わるということも多いですね。そのため、これまで一般的な求職活動をしていないということもいらっしゃいます。また、「調理が仕事で、書類を作るのは苦手で・・・」というお声も耳にしたりします。
履歴書は、定型のフォーマットがありますから、必ず記載しなければならないことも理解できますが、職務経歴書はどうでしょうか?職務経歴書のサンプルのようなものはネット上でも簡単に見つかり、雛形のようなものがあるものの、履歴書ほど定型化されてはおらず、実際に自分の職務経歴書を作成しようと思うと、どのように記載すべきか悩む方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
まずは、この二つの役割の違いについて、理解していただくのが良いのではないでしょうか?
<履歴書>
氏名、住所、電話、Email、学歴、職歴などの基本的な履歴事項を伝えるための書類。
<職務経歴書>
自分は何ができるのか?を伝える書類。
これまでの職務経験や仕事を通じて身に着けた知識・スキル・技能を中心に、仕事を通じて達成したことや残した実績、志望動機、入社後に活かせるであろう知識・スキル・技能、転職理由、自己PRなどを記載。(これらすべてが記載されている必要はありませんし、またこれ以上の記載をしてもかまいません。)
一番大切なことは、この二つの書類を通じて、自分がどのような人物で何ができるのか?が相手に伝わるような内容が表現されているかどうかという点です。
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